短期の仕事の求人は、増え続けています。多くの企業は、リストラのしすぎで社員不足になり、さらに、団塊の世代の定年が追い打ちをかけ、慢性的な労働力不足になりつつあります。正社員の募集も増えていますが、正社員を雇うことは企業側にとってもコストが高いなどのリスクがあり、正社員の採用は大きく伸びてはいません。短期の仕事は、必要な期間に必要なスキルを持った人材のみ雇用できる・正社員よりコストが安いなどのメリットがあり、正社員以外の労働力が無ければ、経営が成り立たなくなっている企業体が多くなっています。このため、短期の仕事の求人は、今後も増え続けていくでしょう。
短期の仕事には、アルバイトや派遣、契約社員などの種類があります。短期の仕事と正社員で働くことの大きな違いは、働く期間です。期間を定めず、特定の企業を雇用者として雇用契約を持ち、フルタイムで働くことを正規雇用と言います。正規雇用されている人を正社員と呼びます。
短期の労働者と正社員とは、次のような違いが生じます。正社員は、拘束時間が長かったり、副職が禁止されたりと言った制限事項が多いですが、身分や給料が安定しています。短期の労働者には、働きたい時に働けたり、さまざまな仕事を選べたり、短期間で収入があったりといったメリットがありますが、身分や収入が不安定です。また、賃金の額や長時間労働、ノルマなどの労働条件で、正社員より短期の仕事のほうが厳しいところが多いのは、事実でしょう。
短期の仕事ですが、労働条件面では、いろいろな法案の改定・整備で改善しつつあります。2007年度には、労働者派遣法改正で、長時間労働を是正すること・柔軟な労働契約を認めること・優先的に正社員としての応募の機会を設けること・労働組合に変わる労使委員会の設置など、労働者の権利を守ることが多く織り込まれる予定です。
短期の仕事は、制限されることが少なく、自分のライフスタイルに合わせた働き方ができるということは、大きなメリットです。また、さまざまな仕事が選べるという点も、自分のやりたい仕事を探したり、やりたい仕事を実現するために必要なスキルを習得したりできるという大きなメリットです。短期の仕事の求人の増加や短期の労働者の労働条件改善を追い風にして、良い仕事を見つけ、充実したライフスタイルを送りましょう。